将来性を期待されるVeChain(VET)は、2022年中はあまり話題にあがることのなかった仮想通貨です。さかのぼること4年前、2018年にティッカーシンボル(銘柄に付けられるコード名)がVENからVETへ変わった時もあまり話題になることなく、今まで推移してきましたが、2021年、上昇基調へとひそかに突入している銘柄です。2021年年明け時点でのVETの価格は0.02ドル程度でしたが、その後4月には0.28ドルを記録、実に14倍の上昇を記録しています。

2022年半ばに入った調整のため、およそ0.03ドルへと戻されてしまいましたが、「今後も強気相場の見込みはあるのか」、「そもそもVeChainとは何なのか」といった点を含め、この記事では、仮想通貨・VETの成長性や使い方の例、VETの購入に最適な取引所などについて解説していきます。

仮想通貨のVeChain(VET)とは

veChainのトップ画像

仮想通貨のVeChain(VET)とは、デジタル資産としての価値に加えて、法人格のクライアントにもサービスを提供している数少ない仮想通貨のひとつです。法人向けに提供しているのは、サプライチェーン管理に特化した仮想通貨とスマートコントラクトのプラットフォームで、企業がRFIDタグ(ICタグの一種)などのセンサーを商品に取り付けることで、VeChainブロックチェーン上に情報を蓄積し、企業の持つサプライチェーンの改良のために活用されます。

仮想通貨・VeChainのブロックチェーンは、多くの企業が利用するようになることを目指して運営されている公的なブロックチェーンです。VETとVHOは両方ともVeChainのプラットフォーム上で利用できるネイティブトークンです。

仮想通貨のVETは、前半でご紹介した4つのプラットフォームで購入できます。VETのプロジェクト自体の成長可能性にご関心があれば、投資目的で保有するのもよいでしょう。もちろん法人格でない一般個人のユーザーでも購入可能です。

VeChainブロックチェーンは、VETとVTHOという2つのトークンを両立させることで成り立っています。 VETはそのうち「価値の保存と転送」の役目を果たしており、具体的には商品の決済・取引などに使われます。一方、VTHOはVeChainはブロックチェーン上で取引を行う際に承認する役目を果たしています。

VeChainトークン(VET)はスマートコントラクト(ブロックチェーン上で条件を満たした契約を自動で実行する仕組み)から価値を伝達する役目を果たす「スマートマネー」の一種です。VETは、VeChainのブロックチェーン上で行われる分散型アプリケーションの取引で使用されます。

VeChainはどうやって購入する?〜購入までの簡単3ステップ〜

  • ステップ1:OKXで口座開設
    OKXのウェブサイトもしくは専用アプリを利用してアカウント登録
  • ステップ2:本人確認登録
    画面に表示される必要情報を入力
  • ステップ3: 2段階認証設定
    Google認証もしくは、SMS認証で2段階認証設定を完了
  • ステップ4:ファンズパスワード設定
    取引や、出金時に必要なパスワードを設定
  • 🛒ステップ5:VeChain購入
    OKXにログインし、ポルカドット購入

クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。

VETはどの取引所で購入する?最高のプラットフォーム・ベスト4をご紹介

VETは、ファンダメンタル面の堅実さ、Reddit(米国版の2chとも言われる、掲示板型のニュースサイト)上で熱烈な支持を受けていること、そしてビジネスの分野にも応用されるようになっていることもあり、「VETは賢い投資である」という見方が多数派を占めています。とはいえ、その利便性が一般的に知られるようになるまでにはまだまだ時間がかかるかもしれません。現にいま、VeChainの価格は明らかな下落トレンドに入っています。

現在割安となっているVETの購入にご興味があれば、以下でご紹介するプラットフォームを利用するのがベストです。

1.OKX・・・手数料率・取り扱い通貨の豊富さ等、様々な面でトップクラスのプラットフォーム

OKXロゴ

OKXは180カ国以上・数万人のユーザー数を誇る、人気急上昇中の取引所です。口座開設の際、運転免許証等の身分証が不要なので手軽にスタートできるのも人気の理由の一つと言えるでしょう。

現時点ではまだ、OKX上でVeChainの取り扱いはないのですが、現在も新たなコインが続々追加されている状況から、今後追加される可能性は十分にあります。手数料の低さなどの観点からもお得に使えるプラットフォームなので、まずは他の通貨をトレードすることも兼ねて登録するとよいでしょう。

OKXには仮想通貨おすすめの取り扱いが多いことはもちろん、仮想通貨のプレセールを終えた新しい銘柄も比較的早く取り扱いがスタートします。

OKXのもう一つの特徴は、業界最安値クラスの手数料水準です。OKXのネイティブトークンであるOKBトークンを使えば、例えばスポット取引ではメーカー/テイカー手数料が最大0.080%/0.100%で利用できます。

OKXのイメージ

また、手数料はOKBトークンを多く保有することでも安くなります。2,000個以上のOKBトークンを所有している場合は、メーカー/テイカー手数料が最大で0.060%/0.080%にまで下がります。

取り扱われている通貨の種類も豊富で、350種類以上の仮想通貨の中から選んで購入できるのもOKXが持つ魅力のひとつです。

操作性もシンプルで使いやすく、市場データをリアルタイムでチェックしながら取引できることや、使いやすい専用アプリが用意されていることなど、初心者にとって使いやすい面も人気が集まる要素のひとつとなっています。

クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。

2.Crypto.com・・・VETのスポット取引・マージン取引を利用可能

crypto.com

Crypto.comでは、VET/USDT ペア(米ドルと連動する法定通貨担保型のステーブルコイン・Tetherとのスポット取引)、VET/USDTペア、VET/BTCペア(BitcoinでVeChainを買いVETをBitcoinに戻して売却)、および永久先物ペアがあります。

VETUSD-PERPペアは、証拠金やレバレッジを活用した取引を行う熟練トレーダーにピッタリのペアです。
(精算を防ぐためにも、ストップロスの設定をおすすめします。)

crypto.com jp

VETはCrypto.com WalletとCard Appに統合されました。利用の際にはUSD・EUR・GBP・その他20種類以上のフィアット通貨を利用して、クレジットカードまたは銀行送金で実質価格のVETを購入できるようになっています。

さらに、VeChainがCrypto.comのステーキング(特定の仮想通貨を保有することにより、対価として報酬を受け取れる仕組み)にも加えられたおかげで、取引所に預けられているVETの残高に対し、最大で年利2%の利益を得られるようになっています。

私たちのチームではCrypto.comのログインボーナスについても解説しています。NFTの取引にご興味があれば、Crypto.comは独自のNFTマーケットプレイスも備えています。

クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。

3.バイナンス・・・わずかな手数料(0.1%)で取引可能

Binanceのロゴ

仮想通貨取引所の中でも最大手のひとつであるバイナンスは、その取引量の多さに加えて、流動性の高さ、そして600以上のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)が上場していることで知られます。2017年11月、バイナンスの取引ペアにVEN / BTCとVEN / ETHが追加されました。

今日では、不換紙幣としての英ポンドやユーロとの変換を可能にするため、VET / GBPとVET / EURのペアも用意されています。さらにトルコリラとの変換も可能とするためにVET/TRYペアも追加されました。ステーブルコインとしては、VET/USDTとVET/BUSDの取引ペアもあります。

バイナンスのイメージ

VENからVETへの切り替えは2018年7月に実施されました。その後、バイナンスは全ての通貨ペアの切り替えを実施しています。

バイナンス・プラットフォームの取引手数料はメーカー/テイカー手数料でわずか0.1%です。また、手数料支払い用にバイナンスコインを購入し、バイナンスの紹介リンクを使ってログインすれば、手数料はさらに安くなります。

取り扱っているアルトコインの数が非常に多いこともあり、バイナンスは全世界で1億人以上の仮想通貨トレーダーによって使用されています。Crypto.comと同様、レバレッジ最大3倍のクロスマージン(口座内残高の全てを証拠金として取引する方法)またはレバレッジ最大5倍の分離マージン(口座内の資金と証拠金を分けて取引する方法)のどちらかでVETのマージン取引が可能です。

バイナンスのVET出金手数料は20VET(1ドル以下)、最低出金額は40VETです。

クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。

4.Changelly・・・ID要らずでVeChainを購入可能

2016年に設立されたばかりのシンプルなインブラウザ・Webベースの仮想通貨取引所は、仮想通貨取引の初心者向けのプラットフォームです。

Changellyは、MoonPay、Banxa、Indacoin、Coinify、Mercuryo、Simplex、Wyreなどの信頼性の高い決済サービス業者からの仮想通貨取引を組み合わせることにより、ユーザーがVETを購入する際に(米ドルや円などの法定通貨での)現在価格を確認することが可能になります。

Changellyは、ユーザーが仮想通貨を購入したい時や手持ちの暗号資産を別の暗号資産とシンプルかつスピーディーな方法で交換したいタイミングであればいつでも、(本人確認書類等も不要の)幅広い入出金オプションを提供してくれます。

Changelly上では、デビットカード、クレジットカード、バーチャルカード、プリペイドカード、銀行送金、Apple Payなどの複数の支払い方法が用意されており、匿名でVETを購入することができます。

VeChainの価格チャート

veChainのチャート

VeChain価格が2021年4月に0.28ドルの史上最高値を記録して以来、VETの価格は2022半ばの時点で0.024ドルと、91.5%下落しています。VET価格は2022年のはじめの時点では0.082ドルでした。

現在、VETの価格は0.03ドルで取引されており、時価総額は21億ドルと、Coinmarketcap(世界最大級の新興仮想通貨情報まとめサイト)に記録されている仮想通貨の中で32番目の時価総額の大きさを誇っています。

VETの価格予測

仮想通貨マーケット全体を見ると、ビットコインの価格がピーク(69,000ドル)に達した2021年11月以降は弱気の市況となり、すべてのアルトコイン価格に影響を及ぼしました。VETにもかなりの調整が入り、少なくとも上の月足チャートの21EMA(指数平滑移動平均線)を0.06ドル付近で再び試すように反動する時期が来つつある可能性があります。

おそらく、VETは再びフィボナッチレベル0.786(“フィボナッチ比率”の理論において、エントリーポイントとして最適なタイミングとされる水準のひとつ)と重なってくるでしょう。
(2022年はじめの時点では、フィボナッチ比率は上値抵抗線として機能し、価格上昇を抑えていた形になります。)

20億ドルというVETの時価総額は依然として高い水準です。VETへ投資する前に、明確かつ強気のマーケット構造と、新たな上昇トレンドを確かめたいところではないでしょうか。VETを購入する場合には、(ドルコスト平均法の手法で)より有利にエントリーできるよう、少しずつ参入していくことをおすすめします。

VETの強気な材料のひとつとして、トータル供給量のうち84%がロック解除され、流通していることが挙げられます。VETのトータル供給量は現在、725億VETトークンを超えています。VeChainの価格予測に関する記事もご参照ください。

クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。

VETウォレット

(評判の良い仮想通貨取引所に限って言えば)取引所ウォレットを使うほうがハードウェアウォレットよりも、暗号資産保存の都合上(初心者にとって)よりシンプルかつ簡単な面が多くなっています。

Crypto.comは、VeChainの購入用として私たちが推奨する仮想通貨プラットフォームのひとつです。

Crypto.comでは、独自の仮想通貨ウォレットを提供しています。このウォレットは、イールドファーミング等も取り扱っていることから“DeFiウォレット”とも呼ばれています。VETトークンとCrypto.comの交換プラットフォームにこれまで掲載されたその他250種以上のコインを安全かつ確実に保管できます。したがって、VETの購入後は便宜上、ここにVETコインを貯めることができます。

クリプトアセットはボラティリティの高い非規制の投資商品です。

仮想通貨のVETは2022年でベストバイ?

VETはこれまで91%分調整されてきましたが、過去には最良のアルトコインであるイーサリアムでさえ、95%分も調整されました(弱気サイクルの間に1440ドルから80ドルへ下落)。過去の再現として、VETが95%分リトレースする可能性は現実の範囲内であると言えます。時価総額もまだ10億ドル前後のはずです。

投資家の中には、ラッキーブロック(LBLOCK)のように、時価総額が低め(1億ドル前後の)コインへ投資することを好む人もいます。ラッキーブロックは2022年1月26日、Pancakeswap上で取引開始され、プレセール時の価格である0.00015ドルからスタートして、LBank取引所へ上場したタイミングでは現在の最高値に匹敵する0.0097ドルまで、およそ65倍の値上がりを見せています。

LBLOCKは現在、ラッキーブロックのサイトを通して法定通貨でも購入できます。また、将来的に上場した際には、価格の上昇が後押しされる可能性も十分にあります。

2022年5月31日の“仮想宝くじ”に向けて、LBLOCKは再び強気トレンドへと反転しています。ジャックポットの賞金プールを見ると、抽選への参加者に100万ドル、さらにNFTのホルダーへ100万ドルが当選することになっています。LBLOCKは、2022年中でトップセラーのNFTコレクションと見られています。

この“仮想宝くじ”開催の目的は、より公平かつ透明性の高いオッズで、「誰もが勝者となりえる」(中央集権的な管理者のいない)100%分散型の仮想通貨ゲームとコンペティション・プラットフォームを構築することです。

“Play to Earn(P2E、遊んで稼げる仮想通貨のこと)”は、2022年半ばの“仮想通貨クラッシュ”から力強い反発と回復を遂げる最初のデジタル資産とみられています。

PancakeswapにてLBLOCKを購入する手順は以下の通りとなっています。

  • 仮想通貨ウォレットを設定する:Metamaskをはじめとした、BSC互換(イーサリアム・ブロックチェーンとの互換性があること)の仮想通貨ウォレットを設定します。
  • BNBを購入する:バイナンスコイン(BNB)をウォレットへ追加する。BNBはOKXで購入できます。
  • ウォレットを接続する:PancakeSwapのホームページへアクセスし、“Connect Wallet”をクリックします。
  • Lucky Blockを購入する:コンタクトアドレス(0x2cD96e8C3FF6b5E01169F6E3b61D28204E7810Bb)を使ってLBLOCKを取得し、BNBを選択して交換できます。交換するBNBの量を選択肢、注文を確定します。

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まとめ

投資家の大半は、VeChainプロジェクトが長年にわたり法人向けに行ってきた戦略的パートナーシップをポジティブに捉えており、VeChainに対して楽観的な見通しを持っています。

2018年、米国のまとめサイトであるReddit界隈ではVeChainに関して、コカ・コーラやタバコ産業などと提携できる可能性に熱狂していましたが、当時と比べればVET価格は後退しています。初期の段階でVeChainに投資した投資家の多くは、この後退期間の間に振り落とされてしまっています。

VeChainを購入するに際しては「長期的な投資」と捉えるべきであり、長期投資の観点から言えば2022年の安値は投資するのに絶好のチャンスであると言ってよいでしょう。ひとつのアルトコインに全財産を賭けるのではなく、LBLOCKのような割安な通貨の中から、今後が高まることが見込まれる銘柄を選んで投資すると良いでしょう。

訳のわからない草コインに投資するよりも、良いかもしれません。

よくある質問

VETはどこで購入できる?

VETは“買い”ですか?

VETはクレジットカードで購入できますか?

VeChainはOKXでも取り扱われていますか?

VeChainはCoinbase上での取り扱いはありますか?